ザルツブルクからバート・イシュル行きのバスで約45分。美しいヴォルフガング湖の湖畔の町、ザンクト・ギルゲンに着く。ここからザンクト・ヴォルグガングまで船で渡り、シャーフベルク鉄道に乗ってシャーフベルク山に登るのだが、予定の船に乗り遅れたため、この町を散策する時間ができた。

バス停から100ｍもない湖に向かって降りていく途中、花で飾られた美しい家々が囲む広場に、子供の頃のモーツァルトがヴァイオリンを弾いている像が見つかる。
その先にはモーツァルトの姉ナンネルが嫁いだ薬局があり、湖岸近くには、モーツァルトの母の生家もあったのだが、見逃してしまったようだ。

ザンクト・ギルゲンから船で着くと、すぐにシャーフベルク鉄道に乗る予定だったが、やはりここでもかなりの待ち時間ができてしまったので、町を散策。船着場から10分足らずで、ホテルや教会のある中心地に着く。

ここでも、美しい家々が特徴的だ。木製のテラスを下から見ていると日本の家屋を思い出さしてしまうのは私だけだろうか。

湖に面したところに、オペレッタ『白馬亭』の撮影地となったホテル・イム・ヴァイセン・レッスルがある。