2008年6月14日
花の形が鈴に似ていることから、日本ではスズランと呼ばれる。このスズランが風に揺られて音を奏でるとしたらどんな音になるだろうか。姿形どおり、とってもみずみずしくて、可憐な音が出るにちがいない。チリンチリン(これは風鈴)、リンリン(これはパンダ)でもない、シャリン(これはEdyの音)でもない。。。人間の耳には聞き取れるかどうかわからないぐらいの小さな音で、風とコラボでつくるやさしい音 - やっぱり言葉では言い表すことはできない。
この小さな白い花は、古くより香りのよいことから香水に用いられてきた。フランスなどでは、スズランの花束を5月1日に贈ると相手に幸福が訪れると言われている。
もともと大きな葉っぱに守られるているかのように咲いているこの白い小さな花は遠くから見るとあまり目立たない。まだ咲き始めのためか、近くでよく見るとちらちらと見える程度。もう一週間ほど待てば、このスズラン自生地ももう少しにぎやかになるにちがいない。
真っ白なお帽子みたい
内側はこうなってます
ちいさな鈴がちらちら見えてます
まだまだこれからです
この辺一帯全部スズラン自生地
●ここからはクリンソウです
紅紫色で先が五裂した筒状花を数段に輪生する。花の姿を仏塔の屋根にある「九輪」に似ていることから名が付けられた。
向こうのズミの花とは鮮やかな対比をみせている
鮮やかな赤に黄色の蝶が
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