2011年7月10日



パスポート押印場所は全部で15箇所

昨年はドラマ「風のガーデン」と「優しい時間」をテーマに富良野を訪れたが、今年は「北の国から」。 でも私がこのドラマに出会ったのはほんの昨年。リアルタイムでは全く見ていなかったし、DVDだと20本以上もあるのでなかなか見る機会がなかった。でも見始めると最後の2002年「遺言」まであっという間だった。そして、その後も繰り返し見るほどとりこになった。
偶然にも今年は、その国民的大ヒットドラマ「北の国から」の放映30周年。ロケ地を回ってスタンプを押していく「北の国から」パスポートを購入して、できるだけ多くのロケ地を訪れてみた。
皮肉にも30周年の今年、大震災が起こった。 BSフジで7月18日からこのドラマの再放送が始まったが、ひたすらモノの豊かさのみを追求してきた日本も、今度こそはこのドラマの本当のメッセージを見逃さないようにしたいものだ。

 

●富良野   


「北の国から」資料館 へそ祭り人形(JRふらの駅) 布部駅
「北の国から」資料館で、出演者全員の写真や、ドラマの歴史、衣装や小道具の展示、最初の家の再現など、あの汚れた一万円札も。
駅前にあるへそ祭りの人形。この祭りには草太にいちゃんやこごみさんも参加していた。
物語はこの駅から始まった。訪れたときは誰もいなかったが、れっきとした現役の駅。

ニングルテラス(森のギャラリー) 富良野プリンスホテル

渡辺医院

「森のろうそく屋」では、雪子が働いていた。「森のギャラリー」は今回、改装中でお休みだったが、「北の国から」資料館の隣の建物内に臨時ショップがあった。
純と蛍の母さんが富良野にやってきたときに宿泊したホテル。
五郎が蛍に就職して欲しかった渡辺医院。この医院は「風のガーデン」にも使用された。

 

●富良野から麓郷へ    

ハートヒルパーク展望台は、富良野の町が一望できる広〜い展望台。
30年前はこの辺の道も舗装されておらずロケも大変だったにちがいない。

偶然、キタキツネにも遭遇。やはりキツネを見ると「るるるるるる..........」。

ハートヒルパーク展望台  

れいの自転車のチェーンがはずれたところ

'81年大晦日の夜、紅白歌合戦が見れない純と蛍を五郎がここに連れてきて、3人で富良野の町を見下ろす。
 
'ハートヒルパーク展望台あたりの道路。今はしっかり舗装されているが、当時はまだ舗装されていなかった。
草太にいちゃんの牧場(近くの草原) るるるるる.....(キツネ出没の道路サイン) 中の澤分校
その存在がとっても印象的だった草太にいちゃんの牧場。
キツネ出没の道路サインの近くでキツネに遭遇。車道に出てきてしばらくこちらを見ていたがそのうち草原に消えていった。
純と蛍が通った小学校。実際、麗郷からは、車で15分ぐらいと、かなり離れている。
中の澤分校を過ぎて麗郷へ行く途中の風景

 

麓郷の町  

麗郷の町 麗郷のバス停  中畑木材


富良野から麗郷の町までは、車で約20分ぐらい。何の変哲もない小さな町だが、「北の国から」のドラマと重なり合って、まるでセットかスタジオにいるような感じがする。
中畑木材はここ麗郷の町にあるが、五郎の家はここからさらに車で10〜15分ぐらいのところ。



↓このラーメン屋はドラマとは関係ないが、ここで、地産地消、自家製麺、無化調のおいしい石臼挽き中華そばをいただいた。
ドラマ30周年記念メニューとして「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」ラーメンもあった。

小野田そば    
へそ祭りのマンホール へそ祭りの絵がついたガラナドリンク とみ川(石臼挽き中華そば)

 

拾ってきた家-やがて町-  

麗郷の町のメインストリートに「拾って来た家-やがて町-」がある。
ここには、雪子の家と、純と結の家のほかに、中畑さんちの娘・すみえと夫・正彦の家もある。どれも五郎が廃材を使用して作った家。五郎自身が住んでいた4番目の家もあるが、それがいちばんみすぼらしい。
 拾って来た家ーやがて町ー   五郎の4番目の家(愛犬あきなの小屋)
純と結の家(バスの前側) 雪子のアトリエと住居(コルクの床) すみえと正彦の家(ゴンドラの出窓)
廃車寸前のバスがそのまま家の中にはまっている。反対側はバスの頭の部分が見える。
電話ボックスが勝手口になっている。天井には卵のケースが張り詰められている。コルクを並べた床も。
出窓にゴンドラが、天井に卵のケースが使用されている。

 

石の家  
石の家へ 石の家(お風呂) 一番最初の家(燻製用)
クマが出そうな林の中をしばらく歩くと階段を上り、展望台へ。その向こうの開けた草原に石の家が。
土地に埋まっていた石がここそこに積み上げられている石を使って、五郎はこつこつと石の家を建てた。
石の家の奥には、一番最初に住んでいた家がある。純や蛍が寝ていた2階も見れる。外には燻製用の木も置いてある。

 

●麗郷の森  



麗郷の森(ショップ)

丸太小屋(家の中)

3番目の家
石の家からさらに車で7,8分で麗郷の森。広い森の奥に丸太小屋や3番目の家がぽつんぽつんとたっている。
純と庄吉の火の不始末で全焼してしまった丸太小屋。これも五郎の手で作られた家。
丸太小屋が全焼した後、廃屋を直して住んでいたのがこの家。屋根の上にあるのは、純くんがお父さんに誕生日プレゼントした風力発電の装置。

 

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