2014年8月1〜3日




今年もやってきました、北海道!今回の目的は、大雪、旭川、富良野〜十勝を結ぶ全長約250kmの街道(北海道ガーデン街道)に散らばるガーデンを訪れること。
でもその前に、千歳空港から旭川への高速道路にもいくつかハイウェイガーデンがある。その1つ、砂川SAに立ち寄ってから旭川へ。「大雪 森のガーデン」は最近できた新しいガーデン。旭川の「上野ファーム」は昨年5月にも行ったが、全盛期のお花を見にもう一度。次の日は、美瑛の「就実の丘」、「四季彩の丘」、「彩香の里」を周って、富良野の「麓郷の里」に立ち寄り、帯広方面へ。途中、占冠(しむかっぷ)の道の駅に寄った後、なんとか間に合って帯広の「六花の森」へ。最後の日は、「紫竹ガーデン」の花園を楽しみ、「十勝ヒルズ」では、ファームレストラン ヴィーズで、おいしい昼食をいただき、最後に広いお庭の「十勝千年の森」へ。全ガーデンを回ることはできなかったが、それでも6箇所見ることができ、それぞれ個性たっぷりのガーデンに癒された3日間だった。3日間とも晴天に恵まれ、日中は連日30度を超えて暑かったが、やはり朝晩や木陰は涼しかった。
●印の写真はクリックすると拡大写真が見られます。

 

●砂川PA  

←ハイウェイのPAにも北海道ガーデン街道メンバー・プロデュースのミニガーデンがある。砂川PAは、千歳空港から旭川に向かう道央道ルートにある。ここのミニガーデンは上野ファーム監修のガーデン。東京では6月見ごろのアジサイの一種、アナベルがズラリ!アナベルはこの後もいろんなガーデンで見ることになる。
アジサイのアナベル   かわいい道路の標識

 

●大雪 森のガーデン   


エントランス ガーデンへ(カフェでカレーライス) (丘の上にはフレンチレストラン)
「大雪森のガーデン」は今年から北海道ガーデン街道に加わった新しいガーデン。できたばかりでまだ花の株は小さくて寂しい箇所もあるが、白樺林の中、お花を見ながらの散歩は癒される。裏の丘の上にはフレンチ・イタリアレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」がある。
森の花園 ●森の花園

カンパニュラ(エキノプス) ラムズイヤー(セダム フロスティモーン)

ユリ

←<ギボシ>→
ここにはいろんな種類のギボシの花がある。薄紫から白い花も美しいが、斑入りの葉のパターンが数種類あってとても美しい。「癒しの谷」の木陰のテラスは涼しくてゆっくりするのにぴったり。
ギボシ1 ギボシ2 ギボシ3
ギボシ4 ギボシ5 ギボシ6
癒しの谷の木陰のテラス   エンレイソウの実(カタクリの葉っぱ?)

 

●上野ファーム    
あの「風のガーデン」のデザインをした上野砂由紀さんのガーデンであるこの上野ファームには昨年の5月にも来たが、やっぱりお花全盛期のときにも見たかったので今回再度訪問。5月には土がかなり見えていたガーデンも今はあふれんばかりのお花。これだけのお花に囲まれていると幸せ指数もどんどん上がる。
エントランス    

●ホワイト系
  ノラニンジン(これは蕾と花) ●ミラーボーダーではお花が左右対称
↑この季節、ガーデンでなくても道端でもよく見かけるノラニンジン。本州でも山などでよく見かけるが、こんなに密集して咲いているのはあまり見ない。しかもよく見ると、まるで緑の糸で編んだような球状の蕾がとても美しい。こんな美しい花にノラニンジンという名前はちょっと似合わないのでは。
射的山へ    
ちなみに昨年5月の上野ファームはこんな感じ↓
球根類の花たち ミニアイリス、ヒヤシンス、ミニスイセンなど クロッカス

 

旭川〜美瑛〜富良野    

←この日(8月1日)の旭川は夏祭り。夜の旭川は屋台が並び人であふれていた。

 

→通りに人が多く出ているためか、居酒屋はそんなに混んでいなくてよかった。「大舟」のお魚は新鮮でおいしかった。
旭川のお祭り   居酒屋「大舟」
→昨年5月には、この就実の丘がどこにあるのか探してこの辺までやってきていた。が、就実の丘の説明板がなかったので、確認できなかった。今回はちゃんと説明板が設置されていた。 「この就実の丘からは、日本一広い23万haの大雪山国立公園の南北60kmを一望することができます。」と書かれているが、この季節は霞んで遠くまで見えないのが残念(5月には大雪産の山々が見えた)。↓
道路のために木が刈り込まれてる 就実の丘  
就実の丘から(昨年5月の就実の丘から見える大雪山国立公園)
←←美瑛の駅や駅前は新しくつくり直されたようで、コンパクトだが美瑛らしい町並みが美しい。外国の町並みのよう。←美瑛、富良野地域ではパッチワーク状のうねる畑が実に美しい光景を生み出している:これも農作業に携わっている人たちのおかげ。
美瑛の駅前通り(美瑛の駅) ●うねる畑  
●四季彩の丘 四季彩の丘のひまわり畑  美馬牛(びばうし)小学校
大きなトラクタ- うねる畑(アップダウン道路) ジェットコースターロード
●彩香の里には遅咲きのラベンダーが 彩香の里サルビア、マリーゴールドなど

彩香の里クリオメ(キンギョソ)

↑すっかり定番となった「四季彩の丘」からジェットコースターロードを通り、「彩香の里」からあの「北の国から」の麗郷へ。

←「麗郷の里」は確か昨年までは入場料は要らなかったはず。今年はこのような入場券売り場ができていた。でも今回再びここに来た目的はショップに寄ること(マウスオーバー)。
麓郷へ 麗郷の里は入場料が必要になったみたい  
ちなみに昨年5月の富良野、麗郷はコンナ感じ↓
←今回は遠くが霞んでいて遠くの山々は見えないが、昨年の5月に来たときには、雪をかぶった夕張岳、芦別岳などの山々がくっきりと見えた。
  ●麗郷展望台  

 

●富良野〜帯広  
富良野から帯広へ。牧歌的な景色を楽しみながら、帯広方面へ。
   
星野リゾートトマム(占冠村) 連日気温30度 幸福の近く

 

●六花の森  


あの有名な六花亭が運営するガーデン。花柄包装紙館もあり、壁一面があの包装紙で埋め尽くされている。何気なく使っていたあの包装紙の絵がアートに見えてきた。ここには、この花柄包装紙を描いた坂本直行さんの記念館など美術館が点在する。包装紙の絵の中でも一番目立つハマナシ(ハマナスのこと)の花の見ごろは過ぎていて数輪のみ残っていた。
ギボシ ハマナシ  
花柄包装紙館 壁一面が六花亭の花柄包装紙 ●川と野草と林
ヒヨドリバナにクジャクチョウ ばかでかいミズバショウの葉っぱと(シシウド) 春には川沿いにエゾリュウキンカ
春には川に沿って黄色のエゾリュウキンカ咲くそうだ。花が終わってばかでかくなった葉っぱはミズバショウ。
白いヒヨドリバナにはきれいな模様のクジャクチョウの蜜を吸っていた。
併設されたショップ「ハマナシ」には、おなじみ六花亭のお菓子と、坂本直行さんの花の絵をあしらったオリジナルグッズもあるが、閉演間近でじっくり見れなかった。工場も隣にある。
  六花亭ショップも併設  

 

●帯広  
帯広もこの日(8月2日)は夏祭りだった。アーケード内にいろんな七夕が飾られていた。フナッシーやドラえもん、サザエさんなどのキャラクターも。夜の帯広の通りにはお祭りの屋台が並んでいた。有名な「北の屋台」もにぎやかそうだった。


  七夕祭り 北の屋台(ホテルのすぐ横でビアフェスタ)
さすが帯広 牛さんたち 赤いトラクター

 

●紫竹ガーデン  

花園ということばがぴったりの紫竹ガーデン。個人的には一番のお気に入り。
「子供のころにたくさん咲いていた北海道の野の花たちをもう一度自由に咲かせてあげたいと願い1989年に生まれた」とのこと。 20年以上もの歳月をかけて作り上げてきた歴史も感じる。22もあるそれぞれのゾーンの花たちはどれも自然と調和しているところがいい。


  入口 紫竹さんの後姿がガーデンのマーク
●パレット花壇 ●パレット花壇の円形花壇
クレマチス ●ホワイトガーデン
オウゴンヤグルマスソウ ●池の周りの花たち

アナベルのピンク色!

チコリウム(ヘメロカリス) ●庭にちりばめられた宝石のよう リスのブランコ

 

●十勝ヒルズ  

北海道ガーデンチケットは、2000円で、8ガーデンのうち4ガーデンまで使える。結果的に今回6箇所のガーデンを訪問したので残り2箇所は別に支払うことになったが、ラッキーなことにこの日(8月3日)はヒルズの日ということで入園700円が無料だった。
ふくろ((ヒルズショップ)   今日は記念日で入場料無!
  ●ローズガーデン アナベルと白樺で涼しそう
この暑さでウサギも水を(やぎたち) トンボ池 自然栽培
ここは、花だけでなく、食、品、癒、農、憩をテーマにしたガーデン。動物(ヤギ、ウサギ、ロバ)もいて、ファームもあり、「ファームレストラン・ヴィーズ」では自然栽培野菜などをふんだんに使った料理を食べることができる。ランチはメイン一品にサイドメニューがビュッフェとなっていてなんと1600円、ハンガリーとフランスの料理が楽しめる。
  ●スカイミラーは帯広市が展望できる クジャクチョウ
フラワーアイランズと「ファームレストランヴィーズ」 メインのチキン(メインのポーク) 外は暑いがこのテラスの中はとても涼しい

 

●千年の森  

今日の3つ目、そして今回の最後のガーデン。千年の森は世界で最も美しいと絶賛されたガーデン。
とにかく広〜いこのガーデンには、林あり、花畑あり、丘あり、ファームあり...。
野の花が咲くメドウ・ガーデンには、料金所であるガーデンショップから林の中を10分ほど歩いたところにある。その隣の波打つ広い芝の丘はアース・ガーデン。

入口   花畑に行く途中の林の中は涼しい
メドウ・ガーデン 白いマツムシソウ(ギボシ) ヒヨドリバナにチョウ
←←アース・ガーデンのずっと向こうに見えるのは千年の丘。あの丘の上まで行きたかったのだが、炎天下であまりにも暑いのであきらめて、涼しいフォレスト・ガーデンへ。
アースガーデンの千年の森(上に人がいる) セグウェイに乗っている人たち  

 

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