朝日岳から見た五丈岩
 
大菩薩峠大弛峠→朝日峠→朝日岳→五丈岩→金峰山荘→往きの逆
年月日 2003年7月5日〜6日
地域奥秩父
2598m
天気曇り
ひとこと金峰山のシンボル「五丈岩」
温泉あさしな温泉「穂の香乃湯」
 

 

  ▲目印の五丈岩をめざして▼
  


富士山

 

梅雨の中休みをねらって金峰山に行くことに。朝早く出発すれば日帰りできるコースを半分ずつに分割して山小屋宿泊をはさむことにした。
大弛峠の駐車場に着いたのは午後1時前。

ここからトレッキング開始。最初は暗い森林の中のアップダウンを繰り返す。この日の体の調子は最初から優れなかった。いつものようにゆっくり歩いても心臓がパクパクし、息も荒くなってきた。でもいつもよりさらにゆっくり歩くとなんとかなりそうだ。30分後に朝日峠に到着。ここでお昼休憩。トレッキング開始1時間後に朝日岳に到着。ここから進行方向に見える五丈岩の姿はすばらしかった(写真上)。でもここから1時間と少しで本当にあそこに着くのだろうか...と少し不安。

 

▲金峰山のシンボル「五丈岩」▼  
  
ここ朝日岳からは急降下だが、これが帰りには急登になることを考えると憂鬱だ。この後森林の道となり再びアップダウンを繰り返した。1時間後ぐらいに岩場が見えてくると視界が開けた。富士山(写真上)、甲武信岳、瑞牆山(写真下)、遠くには南アルプスも見える。
歩きにくい大きなごつごつ岩を時には手を使いながらなんとか通り抜けるとそこは頂上だった。その向こうに、1時間余り前に遠くから眺めた五丈岩があった(写真右)。記念撮影をした後、今度は、今年で10周年の金峰山荘を目指して急降下。これまた登りはきついだろうなと思いながら15分後ぐらいに到着。
 
頂上の五丈岩で

 

  ▲金峰山荘▼
  

瑞牆山
  この日の宿泊者は夜遅くに増えて15人ぐらいだった。隣の人のものすごい鼾と、ちょっと固めの枕のおかげで、ほとんど一睡もできなかった。
翌朝ガスの中、8時前に出発。

山小屋から五丈岩までの急登はやはりつらかった。再び頂上に登っても今日はガスで何も見えないので、早速降り始めた。
来るときに心配していた朝日岳への急登は山小屋からの急登に比べると大したことはなかった。ガスに濡れてますます生き生きとしている草木を見るだけで、生きるエネルギーが自分の中にどんどん補充されていくようだ。また、いたるところに生えているシダのまぶしいぐらいの明るい緑はとっても気持ちがいい。朝日岳から1時間弱で駐車場に戻った。時計は10時を指していた。

  温泉情報: 温泉:あさしな温泉「穂の香乃湯」
広くて清潔で、露天風呂も広々ゆったり。お昼すぎだったので人もそんなに多くなく、ゆっくりできた。これで400円はとってもお得。