@常念岳 | |||||||||||||||
|
▲大天井岳〜常念小屋▼ | |||||||||||
大天井岳を後にして(11:30)、進行方向に見える常念岳に向かって歩き始める(写真G)。広々した砂礫の稜線のところどころに群生しているタデ(オヤマソバ?)の葉がもう紅葉を始めている。ゆるやかな白い砂礫の斜面にオレンジ色や黄色に紅葉したタデの葉にお日様がさすと「きれい!」(写真H)。 このあと常念岳頂上に登ってくる時間はあったのだが、ガスで全く見えないのでやめることにした。内心少しほっとした。というのも、燕山荘からここまでの縦走が思ったより長かったので、この日はこれで終わりとしたかったからだ。 | G常念岳へ(H葉紅葉) I槍ヶ岳と葉紅葉(J青空に映える葉紅葉) K横通岳(Lガスに覆われた横通岳) | ||||||||||
| |||||||||||
槍・穂高連峰 |
| ▲常念岳〜常念小屋〜一ノ沢▼ | ||||||||||
迷ったまま次の朝を迎えたら、なんと晴れていた。常念岳がくっきり見えている(写真@)。登らない理由がない。朝食でまた隣り合わせた老夫婦は、蝶ガ岳に行くことに決定したとのこと。朝食後、お水とカッパだけを入れた小ザックで身軽に出発(6:15)。 なだからかな砂礫の道を歩くと、すぐに前常念岳方向に行く標識が現れた(写真N)。その後ガレ地をジグザグに登るにつれて急登になっていく。そのうち大きなごつごつした岩になり、巨岩だらけの八合目手前をよじ登ると、ゆるやかな傾斜に出た。もうそろそろ頂上かと思っていたら頂上はさらに向こうにあった。 一ノ沢をめざして下山開始(9:30)。第三、第二、第一ベンチと樹林帯の中を下りていった後、川を渡り沢沿いを歩く(写真Q)。ここからは斜面にお花畑が続き、今にも雨が落ちそうな暗い周囲を明るくしてくれた。が、
途中からとうとう雨が降ってきた。 次第にざあざあ雨となる。雨の中どんどん下っていき、やっと一ノ沢登山口に到着(12:35)。 | |||||||||||
常念岳からの展望 (スクロールしない場合はEdgeの設定から「Explorerで開く」をクリック) | |||||||||||
| |||||||||||
| |||||||||||
Sみそぱん | 常念小屋で頼んだお弁当は、みそぱんと、ドライフルーツ、そして小さなペットボトルのスポーツドリンク。ちょっとばかにしていたこのみそぱんが意外といける。素朴な味がたまらなくて食べだしたら止まらない。帰りの道の駅でもみそぱんを見つけて買って帰った。 今回は3日目の最後の下山以外は、お天気に恵まれ展望もすばらしく、おまけに9月なのにコマクサにも会えて、本当にラッキーだった。 | ||||||||||