山頂からの富士山(車中からの富士山)
 
石割山石割の湯→あずまや→石割神社奥社→石割山→石割神社前社→石割の湯
年月日2007年3月4日
地域富士、山中湖近辺
1413m
天気晴れ
ひとことこんなに富士山の近くにいるのに...
温泉石割の湯
 

 

  ▲石割の湯から出発▼
  


石割山(石割の湯)

道(富士山どこ?)

 

穏やかな暖冬の日曜日、陽だまりの山頂で大きな富士山を眺めて、お昼寝をするという究極の楽しみを味わいに石割山へ向かう。

かなり奥の登山口まで車道が通っているコースもあるが、そこからだとあっという間に山頂についてしまうので、石割の湯(写真左上マウスオーバー)からの道を登る。

正面に石割山が見えているが(写真左上)、本当にあそこまで1時間20分でいけるのだろうか、少なくとも2時間はかかりそうだが。。。標高1413mもあるし。。。
(このときは、右側の高いほうの山が石割山だと思っていた。)とりあえず指標を信じて、広くてゆるやかな道(写真左下)をのんびり散歩気分で歩き始める(11:00)。

ここに来る途中の車道からは、雪をいっぱいかぶった富士山は少しかすんでいるものの全体像が見えていた(写真一番上マウスオーバー)。山頂でもなんとか見えますようにと祈りながら歩く。

裸の広葉樹林のすきまから富士山が覗ける位置にくると、富士山はどこ?雲でほとんど真っ白(写真左下マウスオーバー)。まるで周囲の雲を吸い寄せるにように、どんどん姿を隠していっている。

 

▲あずまや〜石割神社〜石割山山頂▼  
  

30分ほどであずまや(写真右上)に着く(11:27)。平野からの道もこのあずまやに合流している。
相変わらずゆるやかで整備された道は、この季節、木々に葉がないためとても明るく、心までルンルン気分にしてくれる(写真右上マウスオーバー)。

高度が少しずつ増してきて、山中湖が見下ろせるようになる(写真右下)。残念なことに富士山がいる場所はやはりほとんど真っ白。

しばらくすると、石割神社奥社に到着。石割山の名前の由来である大きな石には割目が入っている。この石の裏側に回りこむと、普通サイズの大人一人が通り抜けられるくらいの隙間が開いている。 ザックを下ろして通ると難なく通過。後で知ったのだが、「不浄の人は通り抜けられない」とも言い伝えられているそうだ。(写真下)

この神社を過ぎると、少し急な上りになる。足元には熊笹が目立つようになり(写真右下マウスオーバー)。あっという間に山頂に着いた(12:13)。

 
あずまや(道)

山中湖(熊笹の道)
   
   
石割神社割目の入った大きな石隙間を人が通る

 

 

▲石割山山頂、そして下山▼
  


石割山山頂


道(向い側のなだらかな山)

  山頂(写真左上)は開けていてなだらかな斜面になっており、正面に見えるはずの富士山を眺めるための特別席になっている。簡単に登れるこの山の頂上にはファミリーを含めてすでに数人がのんびりしていた。小さな女の子が今はやりの歌「私のお墓の前で泣かないでください〜♪」を歌いながら遊んでいた。どうでもいいことだが、「千の風になって」を歌っている秋川雅史さんとは同郷(すぐ隣の町内会)であることがつい最近判明してちょっとうれしい。

我々も陽だまりの斜面に腰を下ろして、まずは昼食。お腹がいっぱいになったら、そのまま横になってお昼寝タイム!本当だったら、まぶたの裏側に富士山の残像を見ながらうとうとしたいところだが。。。

「こんなに こんなに 近くで 見つめても、 どうして どうして 姿をみせてくれないの、どんなに どんなに 強く想っていても 伝えられない...」
夢の中になぜか「のだめカンタービレ」のマングウスくんが登場して、アニメのエンディングテーマを富士山を想う替え歌にして歌っていた!?

20〜30分ぐらいして、とっても心地よい眠りから覚め、下山開始(13:25)。急な下りを降りたら、枯れ葉色の草に覆われた明るくて気持ちいい道を歩く。平尾山の少し手前で平野方面に曲がる。ゆるやかな丸太の階段が続き、石割神社前社のところに下りてきた(14:33)。この後、温泉「石割の湯」でゆっくりした後、富士山を見に山中湖に。再び姿を現した夕焼け富士山を見て帰路についた(もちろん夕食には名物のほうとうを食べてから)。

   
石割山山頂から展望(富士山と山中湖)