峰の茶屋跡避難小屋からの茶臼岳

 
茶臼岳 那須岳駐車場峰の茶屋跡避難小屋→無間地獄→分岐に戻る→茶臼岳→元来た道
年月日 2015年8月9日
地域 那須
1915m
天気 曇り時々晴れ
ひとこと 三度目の正直で茶臼岳
温泉 国民休暇村那須
 

 

歩いたコース  ▲駐車場〜峰の茶屋跡避難小屋▼
  


ガレ場(登山口)


峰の茶屋跡避難小屋が見える(お花畑)




 

峰の茶屋駐車場から階段を上がっていくと遊歩道になっている('7:25)。遊歩道を抜けるとロープウェイへの道との分岐を右の登山口方向へ曲がり、鳥居をくぐって那須岳登山口に入る(7:30)(写真左上マウスオーバー)。

ヤマハハコ、ミヤマオトギリ、ヤマアジサイなどの花や木々に囲まれた道を少し上ると、視界は開けたが、霧で茶臼岳の山頂付近はぼんやりとしか見えない(写真左上)。

標識ではすでにこの辺が駐車場から峰の茶屋跡避難小屋の中間地点だとのこと(写真下)。道はガレ場になっているがゆるやかだ。山側と崖側の斜面にはシラネニンジンとウラジロタデが咲き誇っている(写真左下マウスオーバー)。

実はここまで来れたのは3度目の正直。2013年の10月にここを歩いた時は、ちょうど紅葉の時期で大勢のハイカーでにぎわっていた。朝の8時ごろにすでに戻ってきている人が多かったので不思議に思ったが、このガレ地に出るとその理由がわかった。行き先には雲がたれこみ、ものすごい強風が吹いていたのだ(写真下)。結局、小さな石ころまでが顔に当たるようになり危険を感じ、途中で断念したのだった。その前に来たときは、駐車場の車の中で、雨風がひどいので断念した。

だが今日の天気は違う。というのも次第に霧が取れ、峰の茶屋跡避難小屋方向が快晴になってきたからだ(写真左下)。峰の茶屋跡の右側には剣が峰、旭岳が見えるようになった(写真下パノラマ写真)。しばらくして、峰の茶屋跡避難小屋に到着(8:20)(写真下)。

     

駐車場から階段を上る(駐車場) 登山口に入ってからの道 中間地点の標識(強風に注意)
ウラジロタデ(シラネニンジン) 2013年10月は強風で断念 峰の茶屋跡避難小屋到着
左から峰の茶屋跡、剣が峰、朝日岳

 

▲峰の茶屋跡避難小屋〜無間地獄〜茶臼岳山頂▼   
  

ここからは目の前の茶臼岳を目指す(8:25)。気持ちいい青空の下、なんとなく前のハイカーが行く遊歩道を、噴気孔を近くに見ながら興奮して歩いていく。ふと気がつくと避難小屋にはハイカーがあれだけいたのにここにはほとんど人がいない。

無間地獄という最も活発に噴気を上げている所までやってきた(8:40)。向こうからさっき見かけたハイカーが戻ってきている。おかしいと思って地図を見直すと道を間違えていたことに気が付いた。峰の茶屋跡避難小屋のところの標識をちゃんと見ずに他のハイカーに流されてここまで来てしまった。

確かに牛ヶ首の方から回って山頂に上ることもできるが予定とは違うのですぐに避難小屋近くまで引き返し(8:50)、茶臼岳への登山道を上っていく(写真右上)。ガレ場の道をしばらく上っていくと、朝日岳を見下ろすようになる(写真下パノラマ)。

その後、お釜口にやってくると、お釜を回るようにして山頂口から上っていく。鳥居(写真右下)をくぐると山頂に到着(9:25)。祠の少し下に「茶臼岳1915m」の標識がある(写真右下マウスオーバー)。

ごつごつとした山頂の岩場の一角でおにぎり休憩。山頂からの展望はいいはずなのだが、周囲はガスに覆われ、何も見えない状態。

 


茶臼岳へ(岩場)

茶臼岳山頂付近(標識)

     

茶臼岳へ

小屋を見下ろすその向こうに朝日岳 噴気孔
無間地獄 牛ヶ首方面から戻り茶臼岳への道へ もうすぐ山頂(岩)
茶臼岳中腹からの朝日岳

 

 

▲茶臼岳山頂〜峰の茶屋跡避難小屋〜駐車場
  


お鉢(峰の茶屋跡からの駐車場へ)

 

休憩が終わったら(9:45)お鉢周りをして下山開始。途中で那須ロープウェイの山頂駅が下に見えた(写真下)。

一気に下りて、今朝道を間違えた牛ヶ首と茶臼岳の分岐地点、硫黄鉱山跡まで戻ってきた(10:20)。この後すぐそこの峰の茶屋跡避難小屋まで下りると、峰の茶屋駐車場への道を戻って行った(11:10)。今度は周囲が紅葉で真っ赤に燃える時期に、しかも天気のいい日にまた戻ってきたい。

帰りに寄った湯本にある休暇村那須の温泉は12時の日帰り入浴開始時に入ったら、人はまだいなくてほとんど貸切状態でゆっくりできた。

     

ロープウェイ山頂駅が見える 下り

土の色が違う