白馬近くの北アルプス(岩茸山山頂と広場)

 
岩茸山 どんぐり村駐車場→ゲレンデ→岩茸山山頂→(元来た道)→どんぐり村駐車場
年月日 2016年4月30日
地域 白馬
1289m
天気 晴れ
ひとこと 北アルプス独り占め
 

 

鮮やかなつつじと北アルプス 八重桜の花びらが風で宙を舞う
2年前に歩いた光城山と菜の花畑 菜の花の向こうに北アルプス
 
歩いたコース  ▲かじかの里公園、烏川渓谷緑地散歩▼
  


かじかの里公園(テントを張る)

●渓流園地近くの絶景



 

安曇野は2年前の2014年にも光城山登山で訪れている。その時も「かじかの里公園」のキャンプ場(写真左上)にテントを張った。このキャンプ場はきれいだし、いろんな木が植わっていて今の季節はそれらの木々を観察するのも楽しい。ここから北アルプスも見える。そのうえ一泊一人100円とかなり安い。前回来たのは今回より遅い5月4日だったのに八重桜が今回よりも多く残っていた。やはり今年は1〜2週間ぐらい季節が早く進んでいるのかもしれない。

午前中テントを張ったら、午後は北アルプス常念岳・蝶ヶ岳を源とする烏川の渓谷、烏川渓谷緑地というところにハイキングに出かけた。川を渡って緑の中を歩いているとお猿さんが道を横切っていた。吊り橋あたりまでやって来ると、道のつき当りに3つに分かれた川が合流する絶景が待っていた(写真左下)。

吊り橋からは烏川の向こうに蝶ヶ岳を望むことができた(写真下)が、蝶の雪形ははっきりとは確認できなかった。芝生広場に下りていくと水遊びをしている犬がいた。それを木々の上から見下ろしている先ほどの(?)お猿さん(写真下)がいた。その姿をずっとカメラのズームで追っている我々がいた。

この後、烏川渓谷緑地の正門の方まで歩いて戻ってきた。日が暮れてからは気温が一気に落ちて、火を焚いても間に合わないぐらい寒い夜だった。後からわかったのだがこの日はどこも気温がかなり落ちたらしい。

    ●はクリックして拡大
テントを張った 人面岩(ツツジのつぼみ) ●正面の山は蝶ヶ岳

蝶ヶ岳の蝶の雪形はよくわからなかった 芝生広場から吊り橋 お猿さんに出会った
ざりがに雲に見えませんか? 川の縁にヤマブキ キャンプ場のハナミズキと北アルプス

 

▲岩茸山へ▼   
  

翌日、白馬に向かう。進行方向には青空に雪をかぶった美しい北アルプスの山々が連なっており、非日常的な景色にここは本当に日本?と思うくらいだ(写真下パノラマと写真右上)。

白馬に入り、車でかなり標高をかせいでどんぐり村駐車場(写真右上マウスオーバー)までやってきた。ここの駐車場は無料。すでに犬を連れた10人ぐらいのグループが出発の準備をしていた。レスキュー犬のトレーニングをやるのだろうか。そのうち彼らは先に出発した。

我々もその後少し遅れて出発。舗装されていないゆるやかな車道を歩いていく。足元にはたまにスミレが少し咲いているぐらいの単調な林道だが、今日は北アルプスの絶景が主役。

やがて少し上に見えていたアルプスの山々がだんだん目線と同じ高さになってきた(写真右真ん中)。目下には白馬の街が見えている(写真下)。道の両側にはサクラとコブシの花が目立つようになった(写真右真ん中マウスオーバー)。足元にはフデリンドウの花も見つけた。

この単調な道はどこまで続くのかなとちょっと不安になってきたその時、向こうからハイカー2人が下りてきた。この後開けたところに出てそこをずっと上っていくと山頂に着くらしい。途中で電子鉄線があるがそこは跨いで通っていけばいいとも教えてくれた。

実際、すぐに開けた場所(ゲレンデ)に出た(写真下)。リフト乗り場を左手にして左前進行方向にアルプスの山々を見ながらなだらかな斜面を上っていく(写真右真ん中)。ゆるやかな坂を上った先で、先に出発した犬を連れたグループの人たちがトレーニングか何かをやっているのが見える(写真下マウスオーバー)。

やがて、先ほどのハイカーが言っていた有刺鉄線が張られている場所にやってきた(写真下)。ここは鉄線に触らないように低い場所で跨いでセーフ。すぐそこに山頂にある建物が見えている。

 

白馬近くのコンビニから五竜岳(駐車場)

北アルプスが目線の高さに(サクラとコブシの道)

スキー場のなだらかな斜面を上っていく

     
  白馬への道からの美しい北アルプス  

●菜の花畑

出発(林道を上っていく) 白馬の街が見えてきた
北アルプスをバックにサクラの花 開けた場所に出た(犬を連れたグループ) 有刺鉄線のある個所

 

 

▲岩茸山山頂▼
  


フキノトウとブナ林の向こうのアルプス


白馬三山(唐松岳)

 

山頂のそばの広場にやってきた(写真下)。スキーの季節にはこれらの建物も営業しているのだろう。今は季節はずれのためとても静かだ。先ほどの犬を連れたグループが一足先にすぐそこの山頂に到着していた。その人たちも山の向こう側に下りていったあとは誰もいなくなった。

岩茸山山頂はブナ林の中(写真一番上)。倒れていた標識を起こして写真撮影(写真下)。よく見るとあちこちにカタクリの花が咲いている。フキノトウも(写真下)。4月末にこのような花がまだ見られるのは標高が高い証拠。

ベンチのようなところでお昼休憩。足元にはブナの実(どんぐり)がその辺一体に落ちている。ブナの木はよく見るが種はいわゆる普通のどんぐりとは違うので今まであまり意識して見ることはなかった。いぼいぼの堅い殻に種が2つ入っている。近くにその双葉も生えていた。

その後、雲がかかり始めた北アルプスを見ながら、元来た道を戻っていった。

この後、五竜スキーセンターのエスカルプラザからゲレンデを15分ぐらい上ったところにある五竜かたくり苑にちょっと見ごろを過ぎたカタクリを見に行ってキャンプ場に戻っていった。この夜は前日と違い暖かかった。

     

山頂の建物が見えてきた 岩茸山山頂

ブナの実で書いたハクバ

ブナの双葉 カタクリ(フキノトウ) まだサクラが咲いている
岩茸山山頂手前からの北アルプス
     
五竜スキー場のゲレンデ 五竜かたくり苑のかたくり ちょっと見ごろ過ぎ