仙丈ケ岳と藪沢カール
 
仙丈ケ岳広河原→北沢峠→大平山荘→滝見場→馬の背ヒュッテ→馬の背→仙丈小屋→仙丈ケ岳頂上→小仙丈ケ岳→五号目→北沢峠
年月日 2002年7月(19)20日〜21日
地域南アルプス(山梨県)
3033m
天気晴れ
ひとこと富士山と北岳のランデブー
温泉ヘルシーハウス山渓園
 

 

  ▲海の日の登山▼
  


甲斐駒ヶ岳 (クルマユリ)

 

前日は広河原で車中泊。海の日は登山者が多いそうで、夜中に到着したときには駐車場はすでに満車になっていた。駐車できそうな道路わきのスペースをなんとか見つけて駐車して仮眠。翌朝起きると道路上にも車がずらりと駐車しいていた。
朝9時出発の芦安村営バスに揺られること25分、北沢峠に到着。標高2000mからの出発。高い標高にもかかわらず朝から非常に暑かったが、沢沿いの登りなので、ときおり水の流れる音が涼しさを感じさせてくれる。
でも体調はもうひとつだった。いつもよりさらにゆっくりゆっくり歩いた。少しずつでも歩き続ければ必ず頂上に着くことを信じて...。
途中で甲斐駒ヶ岳が応援してくれた。

 

▲富士山と北岳▼  
   

約3時間歩いて馬の背ヒュッテに到着。少し休憩したあと、約1時間半登ってなんとか仙丈小屋に到着。以前は避難小屋だったのだが、最近三階建てのきれいな丸太小屋を新築したようだ。この標高で水洗トイレ。でも宿泊者が非常に多いため、通常の寝床だけでは間に合わず、土間にも発泡スチロールのマットを一面に敷いてベッド代わり。運悪く、出口に一番近い土間に寝る羽目になってしまったが、少し気持ちが悪かったし、結局夜中に何度もトイレに行くことになったので、これでよかったと思った。
翌朝、3時半に起きて朝食を済ませ、仙丈ヶ岳の頂上に日の出(4時40分頃)を見に行く。頂上では日本一高い山富士山と二番目に高い山北岳がランデブー。なんという贅沢な景観!
この後、尾根道を下って3時間後に北沢峠に戻った。

 
富士山と北岳(手前)