七ツ釜五段の滝(マウスオーバーで滝の下の部分)
 
西沢渓谷渓谷入口近くの駐車場→二俣吊橋→三重の滝→恋糸の滝→七ツ釜五段の滝→旧森林軌道→大展望台→渓谷入口近くの駐車場
年月日2005年11月5日
地域山梨県
約1400m
天気晴れ
ひとこと 渓谷の滝や渓流、山々の見事な紅葉
温泉花かげの湯
 

 

  ▲渓谷入口近くの駐車場→大久保の滝▼
  

鮮やかな紅葉


二俣吊橋(マウスオーバーで大久保の滝)
 

土曜日はまた雨...と思っていたら。久々に晴れるという。紅葉した山々がまたまた私を呼んでいる!急遽、山梨県の西沢渓谷ハイキングを決定。

小春日和のこの日、文字通り春のように霞がかかっている。中央高速道では事故渋滞を抜けるのに30分ほどかかったが、それ以外はスムーズに進み、少し霞んだ富士山にはご挨拶をして、なんとか午前中に西沢渓谷入口近くの駐車場に到着。このあたりは今がちょうど紅葉の見ごろのようで、鮮やかに紅葉した山々が青空に映えてとても美しい。

最初は紅葉した木々の中、笛吹川沿いに林道を歩く。
途中から林の中に入り渓谷沿いの遊歩道を歩いていく。今日は紅葉ハイキング日和なので一般のハイカーも非常に多く、ところどころで渋滞が発生する。前回来たときは、新緑の季節で雨だった。渓谷沿いの狭い道で人がよく滑って転んでいたのを思い出す。晴れていても濡れた岩場など滑りやすいところがあるので注意が必要だ。

やがて二俣吊橋(写真左下)に到着。やはり吊橋だけあって揺れるので、途中で立ち止まって景色を楽しむ余裕もなく一気に渡る。その後しばらく上ると、対岸に大久保の滝(写真左下マウスオーバー)が見える。

 

▲三重の滝→旧森林軌道▼  
  

やがて水の流れが美しい三重の滝(写真右上)に到着。滝の周囲の木々はすでに紅葉の見ごろを過ぎているようで鮮やかさに欠けるのが残念。

このあと、フグの形をしたフグ岩(言われてみればフグに見える)、岩の形が人の顔のように見える人面洞(目の部分がわかりやすい)を通り、竜神の滝を見る(写真下)。そして、次に現れたのは、その糸のように繊細な流れが他の滝とは異なる恋糸の滝(写真右下)。

さらに母体淵、カエルの形をしたカエル岩(正面から見るとカエルだが、後ろから見るとただの岩)を通り、方杖橋にやってくる(写真下)。この橋は一度に一人ずつしか通れないので、待つ人の長い列ができている。

方杖橋を渡ると、このハイキングのクライマックスとも言える、七ツ釜五段の滝の登場。「7つの淵にエメラルドグリーンの水をたたえ、全長50mを5段に分かれて水が滑り落ちる」ので、七ツ釜五段の滝といわれる(写真一番上)。全長が長いので、7つの淵をすべて一枚の写真に収めることは不可能。上の部分と下の部分の2つに分けて撮影。

このあと川原に下りてお昼を食べ、滝の脇を登り、さらに急な階段をしらばく上ると旧森林軌道に出る。今回のハイキングのちょうど折り返し地点となる。

 


三重の滝

繊細な恋糸の滝

   
   


フグ岩


人面洞

竜神の滝

母体淵

カエル岩

方杖橋(ひとりずつ渡るため行列が...)

 

 ▲旧森林軌道→大展望台→駐車場▼
  


旧森林軌道(トロッコ道)


さわぐるみ橋(マウスオーバーでしゃくなげ橋)


10号橋(マウスオーバーで2号橋)

 

旧森林軌道は、「周辺の檜や松などの木材搬出のために1933年から35年にわたって使われていたトロッコ道」のこと。写真左上のようにレールが遊歩道のところどころに残っている。上りの渓谷沿いの道に比べると歩きやすいし、なんといってもここからは下りなので楽だ。

このハイキングコースにはさまざまな橋があり興味深い。
さわぐるみ橋(写真左中央)は方丈橋で、「「方丈」とは歩廊・主桁を支える斜めの部材を呼び、谷間など中間に支えを作れない場合に、つり橋、アーチ橋とともに多く見られる橋の形状」だそうだ。

次に現れるしゃくなげ橋(写真左中央マウスオーバー)は吊橋で、「通常、橋の下に設置される耐風索は橋の両側2本であるところが、この場合は急な地形から1本だけとなっている。そのため横からの風荷重を歩廊の下に設置された横構と呼ばれる斜部材で、橋の両端のコンクリート橋台に伝える構造とし、風速55m/sの強風にも耐えうる」そうだ。橋の両側に作られたしゃくなげの模様がかわいい。

「昔、馬とトロッコを使って木材を搬出していたころ、運材夫(木材を塩山駅まで運搬する係)をしていた「彦一」さんが操作ミスで、馬といっしょに転落して負傷した」ことからついた「ひこいっちゃんころばし」という地点と、「猪虎狸」さんが転落して負傷した「いこりころばし」の地点を通る。

そして大展望台に到着。ここは、紅葉した鶏冠山(とさかやま)、木賊山(とくさやま)、破風山(はふうさん)など奥秩父の山々が見渡せる絶景ポイント(下のパノラマ写真)。少し木々が邪魔になるのが残念だが、それでも来る人ごとに「わぁ〜!きれい!」と声を上げる。

その後、番号の付いた橋を何度か渡るが、やがてその橋の番号が「10号橋」、「9号橋」・・・「2号橋」(写真左下)となり、ネトリ橋を渡って、ねとりインフォメーションで往きの道と合流。林道を歩いて駐車場に戻る。

朝出発したころお日様があたり美しく輝いていた紅葉の木々も、日が傾いた今、その輝きはうせてしまっている。やはり、紅葉にはその美しさを倍増させるお日様と青空が必要なんだとつくづく思った。
駐車場の近くで無料サービスしていた甘酒をいただき、ハイキング終了。

 
大展望台からの展望
 
 紅葉いろいろ 
   
   
カラマツの黄葉で黄色くなった山々のパノラマ