至仏山
 
尾瀬ヶ原鳩待峠→山の鼻→牛首→見晴十字路→東電小屋→ヨッピ橋→山の鼻→鳩待峠
年月日 2000年6月11日〜12日
地域尾瀬 (群馬県・福島県)
1400〜1500m (尾瀬ヶ原)
天気曇り
ひとことあの歌の尾瀬、水芭蕉に会えた!
関連ページ『尾瀬ヶ原2』『尾瀬(1)』『尾瀬(2)』
 

 

  ▲憧れの尾瀬と水芭蕉▼
  


水芭蕉

 

XX旅行の尾瀬ヶ原ハイキングツアーに参加。新宿をバスで夜の8時ごろ出発して尾瀬の近くの温泉宿に夜中に到着。さくさくと温泉に入り仮眠。翌朝4時起床。バスで1時間かけて鳩待峠へ。そこから山の鼻まで1時間ほど歩いて下り、いわゆる尾瀬の木道のハイキングはここから始まる。

「♪夏が来れば思い出す、はるかな尾瀬、遠い空〜♪」--ずっと思い焦がれていたはるかな尾瀬に今自分がいる!そしてこの歌の世界にしか存在しなかった水芭蕉が今自分の目の前にずらり!濃い緑によく映える白、それが湿地に群がっている姿は、夏の初めにぴったりでとってもみずみずしい。

 

▲尾瀬の花たち▼  
   

木道をルンルン歩きながら、後ろを振り返れば、残雪の至仏山(一番上の写真)が霧の合間からどっしりと腰をおろした姿を見せ、その向かいには燧ケ岳が我々を暖かく迎えてくれている。

尾瀬の主役といえば水芭蕉だが、他にもいろんな花がそれぞれの方法でその存在を演出している。群れを成さず一人たたずむ淡いピンク色のショウジョウバカマ、黄色の小さな花がたくさん集まった姿がまるで可憐な花火を想像させるリュウキンカ、名前どおり座禅しているまじめな姿のザゼンソウなどなど(『尾瀬ヶ原(2)』の「お花畑」ボタンを押すとお花が見られます)。

 
リュウキンカ

 

   ▲水芭蕉最高の年!?▼
   
 

静かな朝の5時ごろに始めたハイキングも、昼ごろになるとどんどん人が増えてきて木道に長い行列ができる。週末を避けて来てもこの人気ぶり。この広大な自然の中では自然以外のものはなるべく見たくないので、尾瀬ヶ原を一周した後は山の鼻で休むことなくすぐに鳩待峠へ戻っていった。そこからバスで元の温泉に戻り、またさくさくと温泉に入った後、帰途に。
ここ10年ぐらい毎年尾瀬に来ている人の話によると、今年の水芭蕉はその数といい質といい最高だったそうだ。ラッキー!

静かな尾瀬